「イケメン」の本来の意味は「男前」と違う

「イケメン」「ハンサム」「2枚目」「男前」
男の顔が綺麗な様子を表す言葉は
とっても豊富。

「トイレ」「お手洗い」「雪隠」「厠」・・・
やたらと同義語が多いのは
便所の方が上かしら?

古臭い今までの男とは違う、カッコいい男。
文字通り「臭い」今までの「便所」とは違う、トイレ。
従来のものとは違う、というニュアンスを出したくて
言葉も新しくしたい、と発案をするのは、たぶん若い女の子。

そして
「トイレ?ははあ、便所のことか」
「イケメン?ははあ、ハンサムのことか」
と、ニュアンス部分はわからないくせに
言葉だけ盗んでシレッと自分も使うのは
たぶん、ババアの仕業。

ジジイは
「トイレだと?便所は便所だろ」
「イケメン?若い女の好みは分からん」
堂々としててほしい。

・・と、男に頑固さを求める私は
立派なババアね。

ただ、私みたいなババアにも若い娘だった時代があって
その時代に「イケメン」ていう言葉が生まれたの。

まだまだ死ぬ予定なんか、全然ないけれど
死ぬ前に、「イケメン」という言葉の本来の意味
現在では「顔立ちが端正」という意味になっているのは誤用
ということを、書き残しておく。

「イケメン」とか「イケてる」という言葉が誕生する前に
「ナウい」っていう言葉があったのね。

「ナウい」っていう言葉が普通に使われてた時代
私は小学生か、もっと幼かったから
どういうものが「ナウい」に該当したのだか
知っているわけではないのだけれど

「ナウい」っていう言葉が
多分、「今っぽい」「当世風」っていう意味だろう
というのは、まあ、予測がつくわね。

そんで
「イケてる」という言葉が生まれた90年代には
「ナウい」という言葉が、ナウくなくなってた。

「ダサい」の反対の意味を表すはずの「ナウい」という言葉が、ダサい
という矛盾。
(自分で書いてても混乱するなあ。わかる?)

とにかく
「ダサい」の反対の意味を表すのが「イケてる」で
当時(90年代)の若い女の子の感覚で「いい感じ」なものが
「イケてる」だった。

さらにいうと
「いい感じ」という表現も、90年代後半にはダサい感じがしてたのよ。
90年代の前半に、やたらと「いい感じ」っていう言い方が流行ったからね。

そういうわけで
「ナウい」は死語、「いい感じ」もそろそろダサい
という流れの中で
イケてるメンズを「イケメン」と言い出したの。

蛇足だけれども・・
男は単数でも「メンズ」、女は年齢問わず「女子」というのも、当時の流行。
「メン」は「マン」の複数形で、men's fashionの「ズ」は・・とか気にしない
というの、若い女の子がふざけてただけだから、大目に見てね。

とにかく
「イケてる」というのは
若い女の嗅覚だけで「よい」と判断できる「当世風」な感じを表してて
90年代当時に、既にジジババだった世代は、格好良さを分かってなかった。

90年代、女子高生だけが「イケメン」という言葉を使ってた時代には
顔はブサイクでも総合的にイケてる男は、イケメンだったし
顔立ちは整ってても印象として残念な男は、イケメンではなかった。

なんだけれども
「イケてる+メンズ=イケメン」という言葉遊び
ジジババのお気に召しちゃったみたいでねえ。

「イケメン」という言葉を、とにかく使いたがるジジババが大発生しちゃったの。
言葉は使いたいけれど、どの男が「イケメン」なのか分からぬジジイと
わかってないくせに「あの子、イケメンよねえ」と言うババア。

大人たちが、「イケメン」という言葉を盗んで
ただ盗むだけならまだしも、意味を捻じ曲げてしまって
さらには、イケメンの「メン」は「面」だ、とか
したり顔で言い出したりしてね。

当時は大人って汚い、と憤慨したもんです。

今となってはね
「イケてる」と「ダサい」の区別がつく期間なんて
女の人生の中で本当に短い時間にすぎない
ということも分かったし

男のオシャレとかジョークとか雰囲気とか
男のモテる要素って
なんやかや言って、結局は顔に落ち着くのね
という結論も出てきた。

いや、最強のモテ要素は金じゃないの説もあるけれども
ちょっと金があって、ちょっとブサイクと
ちょっと貧乏で、ちょっとカッコいい
くらいのレベルだったら、断然、ちょっと貧乏の勝ち。

ちょっとやそっとの小金持ちくらいで
ブサイクを我慢するくらいなら
自分で働きゃいいからね。今の時代。

ものっすんごいブサイクな石油王
VS
ものっすんごいハンサムな借金まみれ
となると、これは「うんこ味カレーVSカレー味うんこ」と同じで
言うだけ無駄な話。

「イケメン」に話を戻すとね
「イケメン」イコール「顔が綺麗」という誤解
キムタク、福山雅治、あたりの功罪かもしれない。

ふたりとも、すごく「イケて」て、さらに顔も抜群に整ってたからね。
「イケメン」ていう言葉の使い道がわからないジジババが
若い子に「例えば、どういう男がイケメン?」と質問して
キムタクやら、福山雅治やら、答えられたら
「なるほど、わかった、顔だな」と早合点しても、仕方ないね。

そして、「イケメン」と称されて違和感を感じた第一号は
あくまで私の知る限りの第一号なので、他にもいそうだけれど・・
小泉孝太郎さん。

申し訳ないのだけれど、小泉孝太郎、当時はイケてなかった。
総理大臣の息子で、裕次郎コンテストで落選して
父親の七光でテレビに出てきたはいいけれど
いかにもオボッチャマで、まあ、ダサかった。(デビュー当時ですよ!)

「本格派俳優」とか、「なんとか俳優」っていう
キャッチフレーズを考えるマスコミの人も困ったのかも。

何と称してよいか分からない小泉孝太郎という人物と
意味が分からない「イケメン」という言葉をくっつけた
っていう、苦し紛れな感じがね。。

ババアとなってみると、苦し紛れで頑張った大人、お疲れ様!
と思うけれども
当時は若かったから、顔だけ綺麗な箱庭育ちがイケメン?ふざけんな!
と思った。

90年代のジジババって
子供時代の日本は発展途上国、ていう世代だから
オボッチャマ、イコール、舶来品のオシャレでカッコいい
という意識を持ってて不思議ではない。

当時の大人たちは
「日本が先進国の仲間入り」とか言って大威張りだったの。
今の若い子たち、知らないでしょ、ふふふん。

顔と家柄ががそろってれば、若い女も「イケてる」と納得するはず
と思ったのかもなあ
・・と、自分がババアになってみると
大人の側にも同情できる。

そんな今の私は、「イケてる」と「ダサい」の区別がつかなくなってて
今さら、「イケメン」と「男前」は違うぞ
とか、ババアが文句言っても、みっともないだけなんだけれども。

みっともないことを、やらないように気をつけてたら
加齢が加速する気がしてね。
そんで、古い話を持ち出すっていう。。。

年寄り臭くなりたくないから
年寄り臭い話を持ち出すっていう。。。

そろそろ、お後がよろしいようで。

あ、「男前」と「2枚目」は歌舞伎由来
「お後がよろしいようで」は落語由来
・・はい、皆が知ってることを、わざわざ言う
いよいよババアですな。

本当に、この辺で黙ります。
前のヌード文章 次のヌード文章
セクハラよりもモノマネが嫌だ 涙もろすぎ

HOME

ババアがヌードになる理由

最近のヌード文章

おしゃれタトゥーは体重10kgと同じ

ワイハざます

涙もろすぎ

「イケメン」の本来の意味は「男前」と違う

セクハラよりもモノマネが嫌だ

義務教育のプログラミングは体育のサッカーと同じ

ダパンプのって羞恥心みたいなもん?

ディベートは要らないだろ

AMP検証googleお墨付き

面倒臭い幸せ

信心深さとリコピン

▼さらに過去のヌード文章▼

自分へのご褒美は、欲しがりません勝つまでは

お聞きする・お聞きになる

うさぎメイクとガングロ

国外逃亡のための禁煙=絶賛失敗中!

白髪

女優の美容アピールはブスのヒガミ対策

AIは怖くない!システムエンジニアに言わせろ

Female-2

ストーカー?夢遊病?怪奇現象?

スペイン映画が面白い

数のパワー、マスメディア

すっぴん隠しのマスク

女性の社会「進出」

端数プチ恐怖症

石平さん

ちがうだろーーー

ブスとバカは

ゆとりとバブルとコギャル

はじめてのおつかい

今どきの若い男の子